木工家具工房 Bo-NEN WOODWORKING

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2006年 春

2006年4月9日(日)
どんぐり

今日は友人の結婚式に出掛けてきました。なかなか心温まる披露宴で、ここちよい時間を過ごしてきました。


写真は森の中で見つけたどんぐりの芽です。「やけにいっぱいどんぐりが落ちているなぁ〜」と思って下を見ていたのですが、どんぐりを拾おうとして手を伸ばすと根が張っています。それも、あちこちに・・・こんなにいっぱいのどんぐりたちが根を張っているとは知りませんでした。この根を張ったどんぐりの中から、ごく限られた芽だけが幹となり、木に成長していくことでしょう。


今日式を挙げた二人も、偶然に結婚をすることになったわけです。しっかり大地に根を張り、幹を伸ばし、葉を繁らせ、まわりの人たちを和ませてくれる大木のような家庭を築いて欲しいと願います。


そういえば、明日はまた中国へ出国する日です。今度の帰国はゴールデンウィーク前の予定です。またしばらく、中国に滞在してきます・・・

2006年4月8日(土)
久しぶりの日本です・・・

久しぶりに帰ってきました!今回は2ヶ月も中国に滞在していました。長かった・・・


この滞在中、ちょっと足を伸ばして雲南省の麗江というところに行って来ました。ここは昔ながらの街並みが保存されており、さながら飛騨高山の中国版といった感じです。石畳の路地が絡み合っており、昼も夜も散歩していて飽きない所でした。その街からタクシーで1.5Hrほどとばしていくと、玉龍雪山という標高5596mある山並と出会うことが出来ます。その道すがら、現地のお爺さんが「お前たち、何しに来たんだ?」と言わんばかりの顔でタクシーを覗き込まれました。写真はそのお爺さんです。驚きなことに、その山の頂が手に届きそうな所までロープウェイで行くことが出来ます。(中国人にはそこは6000mだと言われましたが、調べてみると4500mでした・・・)真っ青な空の中に、白い岩壁が切り立つ姿を目に焼き付けてきました。当然空気も薄く、ちょっと歩いただけで心臓がバクバクいいます。それでも、あの光景は忘れられません。


中国生活もだいぶ長くなってきましたが、最近ちょっとだけ中国人の考えが分かるようになってきました。最初は文化や風習の違いに戸惑いましたが、理由や背景が分かってくると彼らの行動パターンが読めるようになってきます。そういう意味で、分かってきた気がします。多分、それぞれに今を生きるのに精一杯なのです、きっと。だから今日というこの瞬間が大事なのだと思います。だからとてもエネルギッシュです。この感じ、伝わりますかね???


改めて、自分を取り巻く日本の暮らしというものを考えさせられます。今回の滞在では、このことが一番大きな収穫だったかな・・・

2006年2月5日(日)
つかの間の日本滞在でした・・・

あれっ、いつの間にか明日はまた中国へ出国する日となってしまいました・・・本当に、時間が経つのが早いです。


今回の滞在中は、いろいろと事務処理をこなすだけで精一杯でした。あとは、置き去りにされた道具たちを一つずつ手入れをして、またしばらくのお休みとなります。ちょっぴり、寂しそうな気配が漂っていました・・・やっぱり、道具は使って何ぼのものですよね。


また1ヶ月ほどの中国滞在となります。今回の滞在中は、なるべく内陸部の方へと足を伸ばせるよう努力する予定であります。その中で木工と出会うことが出来ましたら、是非レポートしますね!では、またしばらく日本を離れます。

2006年2月3日(金)
新年快楽!(中国の新年の挨拶です)

気が付けば、暦の上でも新春です!春のスタート、いかがですか?残念ながら正月の1月29日は日本で過ごすことは出来ませんでしたが、旧暦の本場 中国でお正月を味わってきました。なんか、2回お正月を経験して得した気分です!?


中国・広州に滞在していて、面白いことを発見しました。広州が寒くなると、その2〜3日後に日本に寒波が訪れています。広州が温暖になると、その2〜3日後に日本の寒さも和らいでいます。どちらの気候も、大陸の低気圧の影響をモロに受けているのでしょうか?


広州に滞在してはや2ヶ月。いろいろと木工関係の情報収集に精を出しているのですが、なかなか結果が実りません。どうも、都市部では手加工で木工をやっている人が皆無のようで、誰一人として木工に興味を示す人には出会えていません。かろうじて、とある中国人の父親が田舎で家具製作をしているとのことで、今度行ったときに中国製鉋を見せてもらうことになっています。もし、実物を拝見できましたら、そのレポートは載せますね。


今回、日本に滞在するのは6日間だけです。いろいろとやるべきことをこなしていると、ゆっくりする時間もありません。まぁ、これもしょうがないですかね・・・