2005年5月4日(水) |
瀬戸創作市場 |
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春の終わりに、木工仲間8人と瀬戸で行われた「瀬戸創作市場」と題されたミニ・クラフトマーケットに参加してきました。
今回は「木のある暮らし」をテーマに出店し、私は子供の箸を出品させていただきました。今回は、楓・楢・樺・桜・胡桃の5種類の箸を用意していき、小さな子供たちやそのお母さんが足を止めてくれました。中には、そうとうご年配の方も興味を示していただき、多くのふれあいが生まれいい経験をさせていただきました。子供の箸として出品したのですが、中には自分の弁当用の箸にと購入いただいた若い女性の方もおり、こちらとしては、「へぇ〜、そういう使い方もあるんだ・・・」と逆に感心させられる場面もありました。
参加したメンバー8人のそれぞれの個性が光り、特に活気のあるブースだったと思います。当日の様子を、木生の加藤さんがまとめていますのでご覧ください。
http://www10.ocn.ne.jp/~ki-ki/report/setosousakuitiba.htm
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2005年5月2日(月) |
上松旅情 |
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雨降るなか、特急しなのに乗って上松に住む友人を訪ねてきました。
特急しなのは残念ながら上松駅には停まりませんので、次の木曽福島駅で乗り換えて行きました。一区間だけ普通列車に乗ったのですが、ドアが自分でボタンを押さないと開かないのです。駅に停まった電車を前に、扉が開かず呆然としている私に地元の高校生(多分、部活帰り)が優しく教えてくれました。改めて、自分の常識が社会の常識とは限らないと痛感しました。
友人の家は、築70〜80年にもなりそうな古家(借家)で、とてもファンタスティックな一夜を過ごしました。トイレは昔懐かしい肥溜め式で、便をもよおした後に水を流さない悦び(?)を堪能できました。夜な夜な、友人が差し出してくれた酒はXOのブランデーで、思わず「これ、うまいねっ!!!」の一言から予定以上に飲んでしまう結果となる始末・・・
次の日の朝は雨も上がり、とてもさわやかな朝でした。まわりの山は新緑に囲まれ、遠くの山桜はピンクの花をつけています。足元には春の草花が朝露に濡れており、私の住む三好との季節の差を楽しんでいました。午後からは赤沢の保有林に案内され、川上から吹く、山のさわやかな風が抜ける大きな石の上で、お土産に持ってきた草餅を頬張りました。こんなところで暮らしていきたいとしみじみ思います・・・
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2005年4月29日(金) |
TOMATO |
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だいぶ日差しが強くなり、今日は汗ばむ陽気でした。肌が紫外線を感じる時期になってきました。シミ、要注意ですっ!!!
ビニール栽培のプチトマトの掴みたい放題をしてきました。パンパンに膨れ上がったトマトが口の中でプチッと弾けて、甘酸っぱい汁が舌の上から喉の奥へと流れていきます。とってもジューシーで、汗で減った体の水分がジワーっと補充されていくのが分かる程です。この掴み放題、一人200円とあってとってもお得な感じがしました。
そういえば2年ほど前、市民農園を借りて野生種のプチトマトの種を植えていました。地元の野生種だけあって、雑草にも負けず(むしろ雑草を凌駕して)力強く育っていました。何も気にせず、自然のままにしていたらたくさんの実をつけ、畑でトマトを頬張っていた頃を思い出します。あのトマトは甘みは少なかったですが、味はしっかりしていました。今日食べたトマトは、とってもジューシーで甘みもありましたが、野生種に比べると味の深さが足りないような・・・どちらも長短ありますが、育てるのであれば断然、野生種のほうが手間がかからなそうです。(ちなみに、今はもうその種はありませんが・・・)
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2005年4月24日(日) |
エスプレッソ!!!! |
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今日は春 最後の満月の夜でした。春らしく、霞んだ夜空にボワッと丸い月が浮かんでいました。
さてさて、何を隠そう念願のエスプレッソマシーンを購入してしまいました。そのモノが今日、手元に届きました。ダンボールの箱を開けただけで、「おぉ〜!!!」と歓声をあげてしまう有様・・・早速、初めてのエスプレッソを試してみました。ゴ、ゴ、ゴ、ゴ、ゴッと音を立て、泡だった琥珀色の液体がカップに注ぎ込まれていきます。感無量!!!そして、濃厚なコーヒーの香りが漂ってきます。「あぁ、幸せだなぁ〜」
その後、いろいろなサイトを見てみましたが、一杯のエスプレッソを淹れるにも結構、奥深いものがあるようです。とりあえず、コーヒーの粉を固めるタンピングが重要らしいので、その作業をしばらく色々と試してみて楽しんでみたいと思います。
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2005年4月22日(金) |
てんとうむし |
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今日は風の強い1日でした。足元の草の中を覗くと、てんとう虫が忙しげに動いているのを見つけました。虫達も、いよいよ本格的に活動を開始するのでしょうか・・・
車を走らせていると、水が張られている田んぼを良く見かけます。今日は、トラクターで土起こしをしている水田を何枚か見ました。そろそろ、田植えの時期なのでしょうか?
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2005年4月15日(金) |
大根の花 |
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今週前半は、曇りや雨でなんだかパッとしない日が続いていましたが、ここ2〜3日は春の陽気が舞い戻り、気持ちのいい日となりました。
何気なく車を走らせると、なんだか奇妙な姿が目に付きました。なんと、大根が花を咲かせています!実は、大根の花を見るのは初めてでした。驚きと不思議さとで、しばらく見入ってしまいました。「あぁ、大根も花を咲かせるのだなぁ〜・・・」と心でつぶやくと共に、白いきれいな花をつける大根に思わずエールを贈りたくなってしまいました。
今日は何を隠そう、自分の誕生日です。今朝見つけた大根のように、その生涯を全うして生きて行きたいと思う1日でした。
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2005年4月11日(月) |
桃の節句 |
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今日は旧暦の3月(弥生)3日、桃の節句の日となります。が、天気はあいにくのくもり・・・朝方に少し陽が差したころあいを見計らって、桃の花の写真を撮ってきました。桃の木に近づくと、ぷ〜んと甘い香りが漂ってきます。
さてさて、この時期は桃の花よりも桜のほうが目に付く季節です。なのに、なぜ「桃」の節句なのでしょうか???どうも、桃の花(木)は「邪気を払い、百鬼を制す」と言われていたそうです。何故そう言われているのかの由縁までは分かりませんが、その強い香り故なのでしょうか・・・また、「桜」の節句としたのでは、花びらが散る姿に美しさを見出した日本人にとって、子供(娘)の成長を願う祭りにはそぐわなかったのかもしれません・・・
また、この時期はあちこちで菜の花を見かけます。菜の花は菜種が採れることから、菜の花=お灯明(神仏に供える小さな明かりのこと)と考えられ、祖先の霊となり、菜の花を生けるのは個人をお迎えすることを意味するそうです。先人たちは常に「あの世」におられる故人の魂と共に生きていたようです。
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2005年4月9日(土) |
月初め |
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今日は旧暦で、弥生の1日。いよいよ春も大詰めとなります。
今日は近くの三好池に出掛けて見ました。桜祭りを行っていることもあり、大勢の人出でにぎわっていました。桜のほうはちょうど満開といった感じで、暖かくて天気も良く最高の花見日和だったようです。帰り道、神社にある桜の老木を見つけました。その木の花は、他の桜の木に比べほのかにピンク色が強く、妙に艶っぽい雰囲気を醸し出していました。
そういえば、桜の木で箸を造りました。とても削り感がよく、小気味よく鉋の刃が滑っていきます。いい材を入手できたら、是非とも家具を造ってみたいと思わせる材です。見てよし、使ってよしの木ですね、桜は・・・
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2005年4月6日(水) |
入学式 |
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朝、車を走らせていると、スーツを着たお父さん・お母さんに手を引かれて歩く小さな子供の姿を見かけました。どうやら今日は、入学式のようです。
近くの桜の木も花を咲かせてきました。同じ木を夜に見てみると、1日でだいぶ花開いたみたいで、全体がふっくらしていました。今週末には満開の姿を拝むことが出来そうです。あちこちで、多くの人が賑わうのでしょうか・・・
私は「用の美」というのが好きです。そういう家具造りを目指しています。家具はあくまで生活の道具です。鑑賞する美術品ではありません。実際に触って、用を満たす生活の道具です。そこには、必要以上の装飾や奇抜さ・目新しさは不要に思います。なぜだかそんな姿勢を、桜の木に感じてしまいます。この週末は新月になります。闇にひっそりとたたずむ桜の木と、生き様について対話する、そんな花見を今年はしてみようと思っています。
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2005年4月4日(月) |
プロペラ飛行機 |
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冬型の気圧配置に見舞われ、肌寒い1日となりました。今日は用があって新潟に向かったのですが、空港で目にした飛行機はなんとプロペラ飛行機でした・・・人生 初の経験です。
プロペラ飛行機を目前にし、期待と不安でいっぱいになった気持ちでいざ機内に入ると、その狭さに驚愕でした。エンジンに火が入り、いざ発進となると一気に加速し、その加速感に驚きながらもしばしご満悦でした。しかしながら、エンジンとプロペラの轟音に耳がおかしくなるのでは?と思わせるほどで、しばし1時間の空の旅に一抹の不安がよぎります・・・そんな不安をよそにしばらくすると、中央アルプスの向こうに南アルプスを望むという贅沢な眺望に、そんな雑音は消されていきました。反対側に視線を移すと、北アルプスの壮大な姿が現れてきます。雪に覆われた日本の屋根に、言葉を失いながらも視線は釘付けです。私の好きな山の鹿島槍ヶ岳の姿を探し、上機嫌になっていると日本海が見え始め、あっという間に空の旅は終わりとなりました。
新潟では、所々雪も残り、まだまだ春が待ち遠しいといった感じでした。日本海側では、冬はどんよりとした雲に覆われる日が続くそうで、そういう意味で本当に春は待ち遠しそうです。こちらとの季節のズレを感じつつ、春を待つ気持ちに差は無いなぁと実感していました。
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2005年3月31日(木) |
マルテンサイト |
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春の陽気に包まれた今日は、浜名湖の西に位置する湖西市に出かけてきました。そこで、炭焼き工房を仲間と営む傍ら刃物造りを楽しんでいるY氏のところへ、刃物造り体験をさせていただきにお邪魔してきました。
素材は、どこにでも手に入る鉄工ヤスリで、これを炭で熱して焼き戻しをし、グラインダーで成形して、再度炭で熱した後に焼入れを行い、最後に焼きなましをして、研ぎを施して刃をつけて完成です。文字で書くとこれだけですが、ざっと1日掛かりました。焼入れを行うと、マルテンサイトという組織になるらしく、とても硬くなるそうです。刃先だけをマルテンサイトにして硬度差をつけることで、使いやすい刃物となります。木工仲間4人で出かけたのですが、それぞれこだわりの1品を造り上げて、大満足で帰っていきました。
木工にとって刃物は切っても切れない関係にあります。普段、買うことしかしない刃物ですが、自分で好きな形で造ることを体験し、とても新鮮でもありました。これからは、オリジナル刃物を使い、木工の幅を広げていきたいと思った1日でした。
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2005年3月29日(水) |
フグリ |
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ここ数日は雨の日が続き、今日は「春一番」を思わせる風が吹き、体調を崩す人が続出し、季節の変わり目をしみじみと実感している今日この頃です。
さて、写真のかわいらしい花はご存知ですか?「オオイヌノフグリ」という名の草花であります。これを漢字で書くと「大犬の陰嚢(ふぐり)」となります。こんなにかわいらしい花をつける小さな草花に、「ふぐり」は無いだろう〜・・・と思ってしまうのは私だけでしょうか?しかしながら、この花もその果実を見ると妙に納得させられるものがあるそうです。きっとその頃には、犬の陰嚢(ふぐり)そっくりなその果実を見て、小さな紫色のかわいらしい四弁の花をつけていたとは想像もしないことなのでしょう・・・
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2005年3月22日(火) |
春霞 |
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今日は左手の痛みが気になっていました。昨日、あうるはうすの親方と工房の裏庭の草刈をしていて、思わずバラの枝を思いっきり握ってしまったのです。手には、トゲだけが刺さっていました・・・刈り取った草は二人で燃やして、煙に巻かれながら気だるい午後のひと時を楽しんでいました。
少し肌寒くなる時間、外へ出てふと見上げると霞みがかった月夜の姿。なぜか急に、頭の中を流れるメロディーと詩。「菜の花畑に♪〜」 この詩は去年の紅白歌合戦で、中島美嘉さんが歌っていたのを覚えています。(違ったかな?)当時、この曲を聴いてなんだか違和感を覚えたのですが、今日この曲がふっと湧き出てきて妙に納得してしまいました。本当に、情景が目前に拡がっているというか、詩そのものなんですよね、現実が。少しだけ、日本人の心が顔をのぞかせた夜でした・・・
<おぼろ月夜>
菜の花畠に 入り日薄れ
見わたす山の端 霞ふかし
春風そよふく 空を見れば
夕月かかりて におい淡し
里わの火影も 森の色も
田中の小路を たどる人も
蛙のなくねも かねの音も
さながら霞める おぼろ月夜
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2005年3月17日(木) |
怪メール? |
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最近、意味不明のメールが来ることがあります。素人ながらに、勝手に中国語のメールと勘違いし何も考えずに削除していました。が、よくよく考えると文字化けしている可能性も否定できません。もし、メールを送ったけど返信がないという方がおられましたら、再度チャレンジしてみてください。今度は、注意して見てみることにします・・・
今日は一日、雨模様でした。きっと寒いだろうと着込んで外に出たものの、意外と暑くなってきてしまい結局手荷物となる始末・・・この季節の着るものって、結構難しいものありますよね。
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2005年3月12日(土) |
回復! |
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やっと体調が回復してきました。「もう、つくしが出てるよ」との噂に、自分の目で確かめに近くの畑へ。あるある、「おっ、ここに」「おっ、あっちにも」・・・なんだか子供のようにはしゃいでしまいました。つくしの頭を指でコツンと叩くと、胞子がパッと宙に舞う姿をしばし楽しんでいました。
今日は打ち合わせがあり、名古屋まで出かけてきました。ちょっと時間があったので、新しく開店した”ラシック(三越デパートの新館)”を覗いてみることに・・・が、あまりの人手にエスカレーターで上の階に行くにも並ぶ始末。エスカレータ降り口での渋滞緩和のためか、次のエスカレーターに乗るためにぐるっと一廻りしなくてはならない状況に嫌気がさし、結局何を見ることなく出てきてしまいました。やむなく(?)隣りのデパートに行き、目的の物を無事購入。そこで、包装を頼んだのですが、係りの人の手際のよさにしばし圧巻。なんか、ドイツ的というか何と言うか、カチッと包装してくれるのです。そんな売り子さんに敬意を表しつつ、店を後にしてきました。
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2005年3月10日(木) |
いよいよ春 到来!? |
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今日はちょうど新月の日に当たります。ということは、いよいよ旧暦上の2月(如月)になります。旧暦では1月〜3月が春ですので、「中春」とでもなるのでしょうか?これから桜の記事も見かけるようになることでしょう。
さて、春の気配を感じる今日この頃ですが、どうも風邪をこじらせてしまったようです。熱はないのでインフルエンザではないと思いますが、とにかく鼻水が湯水のごとく溢れ出てきて困っています。また、関節も痛く朝も起きるのに時間を要します。はやいとこ、この風邪を治さなくては・・・
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2005年3月5日(土) |
お気をつけて |
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今日は二十四節気では「啓蟄」の日です。地中で冬眠していた虫類が、陽気で地上に這い出す頃の意で啓蟄といいます。
私の周りで、最近インフルエンザが流行っています。特に、A型が人から人へ伝染し猛威を振るっているようです。気をつけなくては!(皆さんもお気をつけください!!!)
ちょっと余談ですが、新聞の折り込み広告を見ると3月3日が過ぎたせいか、一気に五月人形のチラシを多く見るようになりました。なんだか、おもしろいですね。ちなみに、旧暦のひな祭りは4月11日になります。「桃の節句」と言うくらいなので、この頃になれば桃の花も満開に咲いていることでしょう・・・
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2005年2月27日(日) |
友集う |
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ここ数日、冬日が続いています。頬を通り抜ける風が少し痛いです。
今日は、木工教室の友人が遊びに来てくれました。写真は、お土産に持ってきてくれたチューリップの鉢植えです、ありがたい。皆の話を聞いていると、とても楽しい気分になります。今日来てくれた中の一人が、上松の技術専門校に通っています。どうやら、今度の土曜日に卒業制作品の展示・販売会があるようです。(下のアドレスを参照ください)
家の工房は、西陽が良く入ります。15時を過ぎると、部屋の奥まで陽が差してきてとてもポカポカしてきます。温かいコーヒーをすすりながら、のんびりと夕日を楽しめるのも今だけでしょうか・・・(夏を想像するのが、少しコワイ・・・)
http://www.pref.nagano.jp/xsyakai/agegisen/newsFrameset-1.htm
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2005年2月23日(水) |
おっ、梅の花だ! |
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昨日はキリッとした寒い1日でしたが、今日はうって変わって春めいた陽気でした。車を走らせていると、梅の花が咲いているのを見つけました。これから、春の便りが続々と送られてくるのでしょう。そういえば、月齢では明日が満月の日ですが、今日の月も充分丸い姿をしていました。
最近、マイブームがあります。必要以上に姿勢を正すことです。本を読んでいるときも、不自然なまでに姿勢を正すのです。そうすると、なんだか体のシコリが抜けていくような、とても気持ちがよくなります。車を運転していても、1ノッチシートを前に出し、天井に頭が付くくらい背筋を伸ばして運転もします。これがまた、とても気持ちがいいのです。最近は外の空気も暖かくなってきたので、窓を開けているとさらに気持ちがいいです。一度、お試しあれ・・・
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2005年2月20日(日) |
名古屋 |
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今日は久しぶりに名古屋に行ってきました。私の兄が、東京の方からこちらに来ていたので一緒にランチをとってきました。男二人、インド料理の店に入りナンにカレーをつけて頬張ってきました。インド料理は、小さいころよく家族で食べに行きました。子供ながらに、初めて食べたナンの衝撃は今でも覚えています。「あぁ、これがカレーなんだ!」と・・・そんな昔の記憶を楽しんできました。
まだまだ風が吹くと肌寒い1日でしたが、日差しはだいぶ暖かくなってきました。お土産に三越の地下で桜餅を買って帰りました。この桜餅がまた美味しく、ほんのり淡い香りが口の中に広がり、なんとも幸せな時間を過ごしました。そろそろ、吟醸酒が美味しい季節です。楽しみ、楽しみ・・・
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2005年2月15日(火) |
春の七草 |
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今日は旧暦では睦月(1月)の7日、七草粥の日となります。私たちが普段使っている暦ではとっくに過ぎてしまった七草粥の日ですが、当時この七草を見つけるのは不可能だったハズ・・・昔、季節の行事はみな旧暦の軸で構築されました。新暦でその季節の行事を当てはめようとすると、ズレが生じて矛盾が出てきます。旧暦の楽しみは、季節を表す行事や言葉が実際とマッチしていること。ということで、春の七草を探しに、今度の休日は散歩に出てみようと思います。
さて、春の七草と言われてすべて答えられますか?自分は、”×”です・・・
「せり なずな おぎょう はこべら ほとけのざ すずな すずしろ これぞ七草」
と、歌われています。ちなみに、「おぎょう」とは「ホウコグサ」、「はこべら」とは「ハコベ」、「ほとけのざ」とは「タビラコ」、「すずな」とは「カブ」、「すずしろ」とは「ダイコン」のことを指します。そういえば、近くの畑に元気な大根をよく見かけます。大根は今が旬なのでしょう。旬のものを食す、なんと贅沢な暮らしですね。
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2005年2月9日(水) |
迎春 |
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あけまして、おめでとうございます!
そう、今日から暦の上で「春」です。そして、新年の幕開けになります。そんな1日にふさわしく、春めいたさわやかな昼下がり、春のにおいが漂ってきました。今日は、まだ冷たい空気が残る朝方、朝陽を浴びてきれいに葉を拡げたハクサイをおさめてきました。
これから、暖かい日・寒い日を繰り返しだんだんと春に近づいていくのでしょう。春というと桜が満開のイメージがありますが、寒い中からだんだんと暖かくなる過程が「春」なのではないでしょうか?そんなふうに思う、今日この頃です。
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